現代の科学には、現象をどんどんと小さな単位に分解して
説明しようとする考え方があります。
例えば、脳→シナプス→分子→原子→クォーク
ってな感じでしょうか?
逆に多数の物体を平均化して説明しようとする考え方があります。
温度とかですよね。
でも、この二つって極端ですよね。
一方は物の最小単位で説明、他方は全体をのべっっと平均化した形で説明。
実際はこの中間あたりの話というのが
実用的な科学では重要になっていることが多々あると思います。
例えば、
「脳はどのような仕組みで記憶しているのか?」
でしょうか。
シナプスによって、って答えでは不足です。
例えば、さっき食べた夕食がなんだったのかを
シナプスが「どのような状態」になったから夕食を覚えたのか
物理学的に説明できません。
また、脳の中から、どのようにさっきの夕飯という記憶を選別し
取り出すのかも無理でしょう。
シナプスというミクロな説明や、
記憶したというマクロな説明はできても、
その中間である記憶の仕組みまでは
今の物理の方向性では難しそうです。
複雑系って分野がもてはやされていましたが、どうなったのでしょうか?
ミクロ・マクロという見方の限界
2006年05月30日(火) 00時41分
